機能性低血糖症については、こちらの記事をご覧ください。
今日は、機能性低血糖症の対策についてご紹介します。
低血糖の対策としてよく知られているのは「ラムネ」や「ブドウ糖」です。
対策としてのラムネやブドウ糖の問題点
低血糖症の対策として、ラムネやブドウ糖を活用することをお勧めされることがよくあり、
低血糖症を自覚している人は、低血糖発作が起きたときのために
かばんの中にラムネを常備している方が多くいらっしゃいます
しかし、それは対症療法にすぎません。
下の図をご覧ください。
低血糖症の方の血糖値の推移ですが、食事のたびに血糖値のジェットコースターが起こっています。
下がりきったところで様々な症状が起こります。
イライラ、不安感、パニックなどのメンタルの症状だけでなく
手の震え、発汗、動悸、めまいなどの身体の症状が現れます。
ポイントになるのは、「下がりきったところで症状が起こる」ことです。

下がりすぎてからラムネやブドウ糖を補給することは、緊急時の対策としては正しいです。
ラムネやブドウ糖は、単糖類、二糖類といって血糖値をすぐに上げてくれる食品です。
下がりすぎた血糖値をすぐに回復させてくれるので、ラムネを食べるとラクになります。
でも大切なことは、そもそも血糖の乱高下を起こさないことです。
血糖の乱高下は、体質や遺伝的な要因もありますが、
お食事や栄養の摂り方でコントロール可能なのです
血糖の乱高下を起こさない食べ方
血糖の乱高下を起こさないようにするには
3食の食事の摂り方と、補食にカギがあります
①3食の食事の摂り方のコツ
・毎食炭水化物を食べる
・毎食タンパク質を食べる
・必ず3食食べる
・糖質の低いものから食べる(いきなり炭水化物を食べない)
・食前にリンゴ酢を飲む
・よく噛む
・食物繊維を一緒に食べる
【血糖値の乱高下を起こす食べ方】
・晩御飯のとき炭水化物を抜いている
・食事を抜くときがある
・炭水化物だけの食事をすることがある
(おにぎりだけ、パンだけ、ラーメンだけなど)
・一口目が炭水化物
・早食い
②補食の摂り方と内容
・食後2時間を目安に補食を摂る
・1回量は糖質量 約10g
・くり、芋、小さなおにぎりなど、砂糖を使っていない自然な甘み
・寝る前にも1回補食をする
以上が、血糖値のスパイク(乱高下)を防止する基本的な食べ方となります。
さらにできること
血糖値のスパイク防止のために、以上の食事の方法が
ベースにはなりますが、この食事を続けるだけでは
これも実は対症療法にとどまってしまいます。
・インスリンの効きを良くするための栄養素、αリポ酸、亜鉛、クロムなどを活用する
・血糖値の乱高下を引き起こすメンタルの状態に心理カウンセラーさんなどに介入してもらう
・筋トレで筋肉を増やしてグリコーゲン(糖の貯金)を増やす
・運動でミトコンドリアの機能を上げて、エネルギー生産効率を増やす
などなど、できることはたくさんあります。
低血糖の改善は、一朝一夕にはかないませんが、
コツコツとした取り組みが必ず良い方向へ連れて行ってくれます

