子どもと低血糖(乳幼児編)

機能性低血糖症についてはコチラをご覧ください。

今日は、子どもと低血糖に関して、特に乳幼児のお子さんのお困りごと
関連させてご説明します

目次

もっと早く低血糖について知っていれば・・・

私の子どもは現在小3と小5です(2024年現在)が、
彼らの乳幼児期に低血糖について知っていれば
育児がもっと楽だったかもしれないと思います

上の子も下の子も、赤ちゃんの頃は
本当に夜泣きがひどかったのを覚えています

上の子は6か月ほど完全母乳だったため
余計に夜泣きがひどかったです。(理由はのちほど)

8~9か月ごろから夜泣きが始まり
毎日ひどい時は1~2時間で起きて泣いていました

夜中に授乳したり、ドライブに行ったり、散歩に行ったり…
夫がとても協力的で、次の日に仕事があるにもかかわらず
率先して夜中起きて抱っこをしてくれました

しかし、寝不足の私は本当に疲労がたまって
日中イライラしたり、甘いものが止まらなくなっていました

子どもが少し大きくなったころは
上の子の「夜驚症」と下の子の「おねしょ」に悩みました。

夜驚症とは、睡眠中、突然おびえたように叫び声や悲鳴、泣き声を上げ、
目を見開いたり、起き上がったり、パニックをおこしてしまう
ものです。
次の日の朝に本人に聞いても覚えていないことがほとんどです。

起きて暴れて、何が起きているのか親の私たちもわからず、
抱きしめて「大丈夫だから」とおさまるのを待つしかありませんでした。
夜驚症は5歳くらいまで続きました。

下の子はおねしょに悩みました。小学校1年生ごろまで続き、6歳ともなると
本人のプライドも出てくるのでおねしょ用のオムツもとても嫌がります。
毎日、洗濯が本当に大変で、でも絶対に叱らないと決めていました。
一番悩んでいたのは本人だったので。

おねしょ外来にも一度行きましたが、その時には「特に心配ないですよ」と
言っていただき、親子でほっとしたのを覚えています。

夜泣き、夜驚症、おねしょと低血糖

そもそも、食事での血糖値の維持というのは大人でも2~3時間しか持ちません
では次の食事までの血糖値はどのように維持しているかというと

筋肉や肝臓に貯蔵されている「グリコーゲン」という糖の貯金を使用して
血糖値を維持しています。

乳幼児期はそもそもまだ筋肉もグリコーゲンを活用する機能も
未発達
で、食事での血糖維持がとても大切になります。

低血糖になると、アドレナリンやノルアドレナリンというホルモンで
血糖値のバックアップを行います。

アドレナリンは興奮や攻撃のホルモン、
ノルアドレナリンは不安感のホルモンです。

血糖の維持が苦手な乳幼児が、夜間に低血糖を起こすことで
夜泣き、夜驚症、おねしょにつながっている場合
があります。
(必ずしも100%低血糖が原因と言うわけではありません)

先述の通り、一人目の子どもは完全母乳だったため、
そもそも私が低血糖を起こしていれば、母乳中の糖をはじめとする栄養素も
不足していた
ことが予測されます。

ミルクを多用した下の子は、夜泣きはいくらかましでした。

乳幼児の低血糖の対策

ミルクの時期の赤ちゃんには、完全母乳にこだわりすぎないことが大切です

愛する赤ちゃんのために、ミルクではなくきちんと母乳にこだわってと言うお気持ちは
とてもよくわかりますが
そのことによりお母さんの栄養状態が
赤ちゃんの栄養状態に直結
してしまいます。

適度にミルクを使うことで
血糖の維持ができて、不足しがちな栄養素も補うことができ
赤ちゃんもお母さんもラクになることができます
(ミルクの選び方についてはまた今度記事にします)

ご飯を食べるようになれば、
こまめな補食が有効です

「おやつ」ではなく「補食」と呼ぶ理由は
食事で補いきれない栄養素を、食事と食事の間に摂ること」を
目的としているからです。

補食に適しているのは
できるだけお砂糖を使用しない自然な甘みの糖質
もしくは消化の良いタンパク質などです

「寝る直前には食べさせないほうがいい」とも言われますが
血糖値の維持の観点から言うと、
寝る直前、歯磨きの前に一口の糖質(小さなおにぎりやはちみつなど)を
与えることはとても有効です。

お母さんがラクになる選択を

世の中には育児本が多数あり、「良いお母さん」であることを求められているように感じ
「良いお母さん」の呪いにかかりがちです。
SNSでのキラキラしたお母さんたちを見て落ち込んだり

母子手帳の成長曲線をみて落ち込んだり

一日が終わって何もしていない自分にがっかりしたり

誰かに助けてほしいのに頼れる人は自分しかいなかったり

一人で泣きながらオムツを変えたり

育児書に書いてあることが実践できなくて自分がダメなお母さんに思えたり

ググればググるほど何が正解かわからなくなったり

自分でも驚くようなイライラや落ち込みに夫婦関係が悪くなったり。

そういう時は、「こうすべき」「こうしなきゃ」を捨てて
どうしたい?と自分に聞いてあげてください。
わからないことは、赤ちゃんに聞いてください。

あなたの赤ちゃんのことは育児書には載っていません

育児書の通り、専門家の言う通りを実践するのがつらくなったら
大腕を振って、「自分がラクになる選択」をしてください

散らかった部屋で、食器はシンクに残したまま、朝から晩まで
赤ちゃんとゴロゴロしていて大丈夫。

そしてそこに、栄養の知識を足して
もっとお母さんはラクになってくださいね

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